中山金杯2017予想前夜

わくわくするようなメンバーはいないが最近の重賞レース傾向から中山金杯2017予想は堅めに落ち着くかも知れない。

 

上がり馬のステイゴールド産駒ツクバアズマオーと今は珍しくなった芝の外国産馬ストロングタイタン。この2頭が予想オッズの人気になっている。低調なメンバーなので人気を集めて当然だろう。ここにマイネルハニーが加わればというところだがマツリダゴッホ産駒は父と同じく中山競馬場の成績は良い部類。ただ、短距離にでやすい傾向から1ハロンの延長はデータ的には微妙なところ。

 

57.5kgのトップハンデを背負うクラリティスカイも走れそうな雰囲気はあるだけに軽視はしづらい。近走も掲示板には乗っているように一時の不振からは立ち直りつつある。かたくなに1800mを使わない理由が分からないが2000mでの好走は恵まれるかどうかだろう。

 

中山競馬場はBコースで内がカバーされることから毎年のように先行馬有利が定説になっている。大外をぶん回すようなタイプでは好走は望めないだろう。そこそこ位置を取っていけるタイプが揃っているので一差しできるタイプを決め打ちして高配当を狙うのも面白そうだ。

 

そこそこオッズが割れてくれると少ない点数での馬券戦術が立てやすくなるがオッズはどうなることやら。まずは当てにいって新年の初笑い的中で良い気分になってから本格的な穴構成を考えるかねえ。

競馬で勝っている人の平均的中率

主にネットで分かる範囲で馬券でプラス収支だった人の的中率を調べてみたところ平均18%という数字がでてきた。この数字のインパクトだけで危険と感じる人が多いが、実はだらだらと本命タレ流し馬券を買う方が長期的にはハイリスクなことが多い。

 

このあたりが安定して収益をあげられるというのは、9年プラスにしてきた身からすると実感できる数字で納得がいく。競馬予想を補助するツールが発達してきたことで分かりやすい穴馬も今では人気になる。そうなるとリスクを取って狙っていくことでしか大きな利幅は見込めない。

 

テラ25%抜かれてるのに安定志向になってしまうと人気馬からしか買えないし、結局は穴馬が入らないとプラスにならなかったりする。結局のところ穴馬の配当が回収率を押し上げているのだから、最初から穴馬を狙って最大収益を目指したほうが効率がいい。

 

競馬予想が上手ければ勝てるというのは漠然としすぎる話だ。残念ながら万能な手法はありえない。そもそも完璧なデータはなく足りない情報を自分なり補完しながらプラスを目指していくもの。JRA-VANから買える情報だけで十分ということはありえない。

 

自動投票で勝てた人は予想がうまいわけではなかった。いらない馬を抜いてプラスになる買い目を見つける、つまりオッズを軸にした買い方であり予想力の影響力を最小限に止めることができた。これは理想的な競馬必勝法と呼べるものだが、今の均衡したオッズでやるのはハイリスクだろう。3連単の買い方が成熟してなかった時期に起きたバブルみたいなものだ。

 

競馬やるときは感情バイアスがかからないように得意分野に絞り込んだ配当を狙うほうがいい。あれもこれもと手を出しても返って効率が悪くなるだけだ。

 

京都金杯2017予想に向けて

京都金杯2017予想に向けての取り組みをしつつ、2016年のデータをおさらいしています。

 

いやー、中央競馬は奥が深すぎて底が見えないですが、今なにを重視すべきか把握できるようになりました。20年前のハイペース競馬の方がシンプルで簡単だったのにねえ。

 

最近は同着も珍しくないように、ここまでスローペース化が進むと能力の序列をどうだすかがカギになります。詳細は企業秘密ですが正しいかどうかはツイッターでの買い目を見れば分かるでしょう。

 

控除率25%の競馬で9年間の公開予想を通してプラスを実証してきましたが、いよいよ収益化を加速させるための手順に移行することができます。

 

そもそも何が正しくて何が間違っているのかさえ把握できない人がほとんどな内は年間で見てマイナスになる可能性はほぼないと考えています。

 

正攻法なデータ分析なので時間が足りないのが今後の課題ですね。早く人手を増やしてJRA-VANのシェアを奪いたい。そのためにも効率よくJRA銀行から多額のお金を払い戻せるように頑張らねば。

 

競馬ってリスクの塊なのに安定志向な人が多いからオッズが偏り穴が開きやすい。ネット初期に起きた株バブルでも株価でなく初心者の動きを見るだけで儲かったんだとか。

 

どこに穴が開くかは人を見れば分かるというのは、どこの業界でも通用する考え方のようです。

 

今では競馬予想を補助するツールが揃っているため予想力が決定的な戦力の差にならない。どこで何をプラスアルファするのかという考えが必要な時代と言えますね。

 

昔よりハイレベルな戦略が求められる時代になったことで競馬の面白さをより理解できるようになりました。自分にできないことでも誰かの力を得ればプラスアルファできる環境がある時代ですから積極的に動いていくしかありません。

 

 

 

菊花賞2016予想展望

菊花賞2016の枠順はサトノダイヤモンドが2枠3番、ディーマジェスティは3枠6番という立ち位置という無難な枠に入った。オッズ2強で馬券的な波乱の目は薄いか。

 

どちらかが外枠にでも入ってれば妙味も考えられたが本命党によるぶちコミで馬連が人気してもおかしくない。サトノダイヤモンドディーマジェスティがお互いを意識しすぎて位置取りが下がると前のこりもあるが、そんな下手な騎乗は見たくないという想いがある。

 

今年も加速ラップ戦だろうし後方一気は買いづらいレース。後ろでチンタラ乗る意欲のない騎手は買いたくない。このレースの穴は位置取りで変わってくると見ている。

菊花賞でスタミナが問われない理由

ステイヤーレース軽視の流れになってから久しいが京都競馬場の高速化が進んだことで単純なステイヤーは生き残れない流れになっている。どちらかと言えばスタミナよりも折り合いを競っていると言っていいだろう。そして後半の瞬発力勝負まで維持していけるかが重要なのであって胴長の予想家ナツの言うステイヤー体形かどうかなんて話はどうでもいい話になっている。

 

昔はステイヤー血統のリアルシャダイが入っているかが重要視されたが、今となってはサンデーサイレンス系に駆逐されて残っていないため似たような血統が増殖し続けている。一応その中でも序列がつくがハッキリした傾向は昔よりも掴みづらくなっているのが実情で馬券の狙いはつけづらい時代かも知れない。その点では血統予想家の出る幕は確実に少なくなってきている。

 

昨年の菊花賞でも折り合いを欠く馬がいたが長丁場を体力温存しながら我慢して走るというのは競走馬にとって精神的な負担になるケースがある。こうなると折り合いはついていたのに伸びないということがあるため、どういった馬に適性があるかは簡単に見分けることはできない。気持ちよく走りながらも折り合いはついている状態が最善であること間違いはないが、こういった馬は得てして末脚がジリだったりすることがある。

 

こういった折り合いに関する絶妙なバランスが菊花賞を含むステイヤーレースの難しさに繋がっている。3歳戦なので基礎能力で圧倒していればカバーできるが、そうでないケースでは人気馬が沈むことも珍しくない。とはいえ、最近は奇想天外な好配当馬券はでていないため、あまり無謀な狙いは控えた方が良さそうだ。

 

2016年はディープインパクト産駒の2強がオッズを分け合っておりサトノダイヤモンドが勝てば見事3強形成ということになる。皐月賞ディーマジェスティも互角の強さを持っているが今回は輸送を挟むこともあり未知な要素がある。今回は関西馬サトノダイヤモンドの方が少し優位と考えている。この馬が勝てばディープインパクト産駒の初勝利だけでなくオーナー待望のクラシック勝利ということで注目が集まるレースでもある。

 

keibasite.comでは8年プラスの買い目を直前に公開するので競馬で勝ちたい方はチャレンジしてみて下さい。独自の情報と競馬理論から分析された情報は既存メディアとは一線を画すことを実感できると思います。

 

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秋華賞はグレイソヴリンが活躍

よーく血統を見ていくとグレイソヴリン系統が好走していることに気づく。ただ、この系列だけ見るには遠すぎるかな。そこまでいくとただの共通点を探しているだけで説得力が生まれない。日本で流行したトニービンあたりまでなら分からなくもないんだけど。牝系で見ると5~6頭いるので結局確率の問題になりそう。

 

今年の秋華賞は大本命馬が抜けたことで荒れても不思議ない情勢になっている。人気馬でも死角があったり体調があやしいなど低レベルな争いになるようなら大波乱があっておかしくない。かなり微妙な均衡で成り立っているのでレースが終わってからしか語れないような結末になりそうな予感。

 

最近は見過ごされた実力馬が穴をあける感じではなく、その時の展開や位置取りなどの条件も揃ってないと好走できていない。基本的には手広く買うべきレースと考えておいた方が良さそう。

わがままぼっちゃん

2016年の後期G1レースの始まりとなったスプリンターズSは1番人気ビッグアーサーによる壮絶なやらかしがあり波乱の開幕となった。

 

普通に2~3番手で出せばいいだけなのに馬場傾向も無視してやたら下げる。その言い訳は、ふてくされたように調教師に言われたからであった。G1未勝利の騎手なら少しは理解できるが何勝もしているベテランが自分の意見もなく指示に従う幼稚だなと思う。1番人気の責任感がまったく見えない。

 

それに比べ勝ったデムーロは、その日とにかくスタートからだしていく傾向が強かった。ミスをしつつもどの程度まで積極的に乗っていいのかを見極めメインレースまでに調整してくる騎手との対比でより福永の無策ぶりが目立ってしまった。

 

JRAトップジョッキーがここまで勝負勘がないのだと再度実感させられた。JRAという守られた業界の温室そだちに過剰な期待はするべきではない。勝ちたいという欲求やハングリーさは環境による影響が大きいのだと悟った。