中山記念2017予想に向けて

中山記念2017予想を検討してみて本命戦かなという印象でした。先を見て予習しておかないといろいろと大変なので分かる範囲でどんどん進めています。

 

最近の重賞レースもそうですが中山記念もリピーター傾向があり、2017年は昨年の2~3着馬アンビシャスとリアルスティールが参戦を予定している。この点から見てもヒモ荒れまでかなという印象を強めました。

 

中山競馬場の改修があった2014年以降はエアレーション効果もあってか差しも決まってきてますね。全体で見ても開幕集の逃げ切りは以前ほど目立たない印象でした。それでも4コーナーまでには先頭を見る形で進めていくのがベターなのは変わらない。

 

さて、先週のkeibasite.comでは京都記念3連単ツイッター上で的中。買い目が【3、4、6】と必要最低限の3頭だけでした。その組み合わせから厚めに入れるところを決めたものを情報提供をしてくれているクラウド会員たちに配信。ただ、当たったから良いものの、ちょっとリスクを取りすぎたと反省しています。

 

 

あまりにデータ分析に忠実になので柔軟性に欠けるところがあるんですよね。そこはカスタム領域なので利用者側で調整して欲しいというのはあります。

 

keibasite.comでは、競馬予想は【データ分析が8割】【買い目の決定が2割】という理論を提唱しています。こちらが高度なスキルと判断を必要とするデータ分析を担当するので利用者には負担の少ない買い目の決定に集中してもらうということでやってきました。

 

どちらも中途半端にやっていては結果を残せない時代になりつつあります。もう競馬予想ツール特需が終わったことで以前の穴馬が今では人気馬ですから、それぞれが強みに特化しないと結果はでない。

 

競馬予想がうまければなんて時代はインターネットができてツールが生まれてきた初期のお話。今では普及しているのでそんなカンタンにはいきません。馬券裁判で有名になった自動投票も今ではリスクの方が高い。

 

あれが成功したのは3連単が導入された初期から始めたのが良かった。みんなよ予想で買い目を決めるからオッズが歪んでいたことで競馬予想を必要とすることなく利益をだすことができた。

 

やっていたのはせいぜいファクターの絞込みくらいでしょう。今のオッズでやると、どのファクターで決着するのか正確に予想して調整しないと上手くはいかない。競馬予想を必要とする割合が増えるほど不確定要素が増すので今だと短期的な回収率は乱高下すると思う。

 

それでもプラス収支になると思いますが途中で破綻する可能性もあるのでマネしたくないでしょうね。そもそも競馬予想が上手くないと思われる人が考案した自動投票なので調整していくのは容易ではないはず。その彼がやっていた株の手法がギャンブルっぽいというのが裏付けにして得た結論ですけどね。

 

本当の競馬予想スキルがあれば、もっとテクニカルに動けたはずなんです。競馬予想を主軸とした場合は合理的でないと安定した利益は求めにくいですから。それに投資の考え方も必要になる。

 

私が意識しているのはバリュー投資の概念でオッズに対しての価値を常に考えています。そして、対象とするレースがほどよく荒れる可能性があるかも重要視する。ただ、当てることだけを考えても利益は伸びないですから。それだけ控除率が邪魔してるということでもあり意識せざるを得ない。

 

利用者にはデータ分析からの買い目をさらにカスタムすることで収益を伸ばせると説明してきました。なぜなら、回収率の上限を取れるかは買い方で決まるからなんです。パレートの法則を用いると2割の重要なことに集中することは合理的な考え方だと言えます。

 

その作業ラインを明確に決めることで今後は収益を伸ばしていきましょうという提案をしています。いまの競馬ファンは、どちらも中途半端にこなしているため十分な検討ができているとは言えない。そこに切り込むことで新たな可能性を切り開けると信じています。

 

フェブラリーステークス2017予想に向けて

2017年のフェブラリーステークス予想は、なかなかの混戦となりそうで例年よりも荒れる可能性も考えられる。

 

最優秀ダートホースの傾向から見るとフェブラリーSはあまり評価されないというのが悲しいところ。ジャパンカップダートチャンピオンズカップダートを勝った方が評価されやすいというのは今後のダート戦線に直結しないということが多いのだろう。その点から考えればフェブラリーSでこそ好走できる馬を狙っていくべきだと思う。

 

有力馬の実績も分散してダート界も戦国時代に突入した感がある。その中で何がハナ差ぬけだすのか。そんなイメージを持ちつつフェブラリーSを考察していく必要があるだろう。

 

フェブラリーS連覇のコパノリッキーに2016年の優勝馬モーニンなど東京競馬場のマイルダートに実績のある馬が集ったことで何を狙うべきかの判断はラクにはいかない。チャンピオンズカップからの直行組や前哨戦を使ってきた組どちらを重視すべきなのか。

 

ダートでもスローペースになることが珍しくないため展開や馬場・デキなどを総合的に判断していくとボックス馬券が無難かもしれません。今の競馬はスペシャリストの時代ですから東京競馬場を得意とする馬はすべて警戒する必要があるでしょう。

 

昨今の競馬は誰が見ても堅いレースは少ないように思います。荒れる要素があったとしても結果的に堅く収まっているというのが事実に近いのではないでしょうか。先週は1倍台の単勝馬がかなり飛んでたことから基礎能力で圧倒的な差がつくレースの出現率は高くないと判断できます。

 

2017年は追い込み馬が充実していることもあり逃げ先行馬がピリッとしない。あまりペースは上がらずダートマイルでの瞬発力勝負という珍しい展開も考慮しなければなりません。当日の馬場状態を含めないとなかな見えてこないレースですね。

 

最近はオッズが割れることが多く難易度の割に配当がしょっぱいこともあり判断に苦労します。一番安定するのは基礎能力だけで着差がつくレース。これで穴目があったら勝負かけたい所ですがカンタンにはでてこない。じっと待つこともプラス収支を目指すなら必要でしょう。

 

2014年ぐらいペースが緩めば追い込み馬は不利になる。まあ高配当の決め打ちで先行馬中心で網を張るのも面白そう。混戦だからこそできる馬券の買い方もあるので色々と検討して馬券の買い目を決めていきたい。

 

京都記念2017予想は堅い?

京都記念マカヒキが戻ってくる。国内では日本ダービー以来ということで久々に走る姿を見ることができる。実績ではサトノダイヤモンドに逆転されたものの、対戦成績で言えばサトノダイヤモンドに先着を許していない。

 

ここは8分のデキだったとしても勝ちの内容にこだわりたいところ。最近は叩きだからとと言ってカンタンに負けてくれるG1馬が多い。どんなにG1を勝っても、その後の印象は良くなく評価を上げたくなくなってしまう。いくつもG1レースを勝ったジェンティルドンナが人気にならないのもアッサリ負けるイメージがあったからだろう。

 

心身ともにタフで骨太なタイプが少なくなってきた今だからこそマカヒキの国内戦は勝ちにこだわって欲しい。フランスの凱旋門賞は残念な結果になったが環境がまったく違うようなので仕方ない面もある。あまりにも見所がなかったところを考慮すると適性の前にメンタル的な問題が発露しやすいタイプなのだろう。

 

予想オッズ1番人気はマカヒキが断然の人気を集めるだろう。どれぐらい被るか分からないが1.2倍だとしても不思議ない。ここでは負ける姿よりも勝つ姿を想定した馬券を組み立てることになるだろう。能力的に凡走は事故であり逆らうよりも勝ち方に注目すべき馬だからだ。2017年の初戦はしっかりと勝利を決めて欲しい。

 

ほかにもサトノノブレスタッチングスピーチなど京都競馬場を得意とするディープインパクト産駒が出走を予定している。色々とデータ傾向を調べつつ好走馬を特定していきたい。

 

 京都記念2017予想オッズ分析とデータ傾向

東京新聞杯2017予想

2017年の東京新聞杯をデータ分析したとことスローペースになる公算が強いことが明らかになった。なぜか良馬場ではスローペースになりやすい近年の傾向がある。

 

2017年は10頭と出走数も少ないことでより顕著にスローペースになる可能性をが高い。強力な逃げ馬がいないこともあり基本先行有利と考えておくべきだろう。それでも先週の東京競馬場の芝馬場を見ると追い込みもそれなりに決まることがあり、なかなか馬場判断が難しい。

 

血統で言えばディープインパクト産駒の活躍は顕著で馬券には入れておいて損はしない。また、ミスタープロスペクター系の好走も目立っており、このあたりまで視野にいれると半数の5頭が該当するため狙いが絞れてこない。

 

東京新聞杯は荒れる傾向が強いことから騎手の立ち回り1つで波乱が起こるレース。3年連続で1~2番人気が連対を外していることから連系馬券で高配当を決め打つことも考えておきたい。単勝10~20倍台を中心に2ケタ人気まで手広く流すような馬券が理想だろう。

 

とにかく馬場に左右されるのが競馬トレンドであり穴がでる時も展開的なものがほとんど。スローペースの競馬ではハイペースの5馬身差が0.1秒差にまで縮む難しさがある。

 

投資競馬を成功させるのは何より着差がつくレースを選ぶことであり、最近のスローペース化はJRAが投資層を排除したいのではないかと勘繰りたくなるほど異常である。

 

ハイペースでは着差をつけるのが能力指標となるが、スローペースでは離れた差を縮めることが能力指標となる。この相反する性質がごちゃ混ぜになっているJRAレースを今までの競馬予想だけでカバーできるかと言えばノーだろう。

 

どんなに過去データを洗い出したところで中央競馬では不確実性の高いレース番組が組まれていることを忘れてはならない。たとえば東京競馬場にダート1300mなんて距離があるが、この距離は本当に必要だろうか?いったい何のために中途半端な距離が用意されているのか?

 

その答えはデータ蓄積を防ぐためである。そのために20にも及ぶ距離体系を設けている。そこに10の競馬場があって定期的に開催が変わっていく。つまり、強い馬を認識しづらい仕組みをJRAは意図的に構築しているわけである。

 

そのため分かりやすい強い馬は過剰人気しやすい。そして、ほかの微妙な馬たちは能力が分かりづらいので、その本命馬から流し買いするのだが、これでは勝てない。それは誰もが買う馬券であり回収率の利ザヤを稼げないからだ。

 

つまり、当てようと馬券を買えば回収率が落ち、儲けようと買い目を少なくすると的中率が下がるロジックが顕著に働きやすいのがJRAシステムと言えるだろう。

 

このJRAシステムでは穴馬券の配当上限が高いため最終的にはそこを狙える馬券術を構築するのが究極的な目標になる。コツコツ勝つというのは仕組み的にデメリットの方が大きい。ただ、プラスを目指すだけならデータ蓄積が早い地方競馬の方が向いているだろう。

 

東京新聞杯2017予想

きさらぎ賞2017データ傾向

きっちりとデータ傾向を探ることで見えてくることがある。ようは理にかなった部分だけを抜き出せればいいわけで、こじつけのようなデータは基本あてにすることはしない。あまりデータ傾向にとらわれても返って発想が縛られてしまうこともある。だいたい荒れた時はデータ傾向に沿わないことの方が多く先読みのヒントとして活用するようにとどめている。

 

きさらぎ賞は配当が薄いので買い方がキーポイントになりそう。あまりヒモ荒れを狙うよりも単系馬券でしっかり獲ることを考えていこうと思う。毎年ゆるやかな流れからのロングスパート戦になることからスタミナがないと乗り切れない。ただキレるだけでなく加速スピードの維持力が問われてくる。その点に優れたディープインパクト産駒は今年も主役になりそうだ。

 

日曜のレースは堅い配当が多かったものの、だからといって簡単だったかと言えばそうではない。いくつもの決着パターンの中で人気馬が頑張って走っていた。個人的に本命馬券は好物だけれど、それだけでなく高配当を獲ることは忘れたくない。データ蓄積の遅い中央競馬は荒れやすい仕組みを持っているのだから常にデカイ一発は意識して買い目を決めている。

 

最近の穴馬は未知の可能性で買うことが多い。底が割れてからオッズがつくというケースは補助ツールの発達で見る機会は少なくなった。東西のレースとデータが分断されていた時代から進化するのは当然で見過ごされた実力を持つ穴馬というのは早々いない。いま多いのはレース展開から生まれる穴だろう。こういう穴だと決着タイムから逆算していかないと特定できない。ただ安定感は期待できないので軸がいない時に買うようにしている。

 

競馬を投資と成立させるために必要なのは着差で、基本的に何度やっても同じ結果になるレース集中するのが成功しやすい。ただ、いまだと最も着差がつかない時代なので下手に予想するより、こじはるのような割り切ったボックス馬券が功を奏しやすい。あまりに皮肉な結果ではあるが予想自体がリスク行為になるうるという意識はこれからは持っておくべきだろう。

 

きさらぎ賞2017予想に向けて

素質馬が集まるからか、きさらぎ賞2017予想は平穏な結果が多いので基本は見るレースか。

 

昨年はサトノダイヤモンドが楽勝して皐月賞に直行で3着。いま思えば成長をうながしつつのトローテーションということだった。今年も池江厩舎から期待のディープインパクト産駒サトノアーサーが登場する。2戦2勝と底を見せていないのと昨年と同じオーナーと厩舎ということで人気は集中するはず。

 

前走のシクラメン賞は、極端なスローペースになり上がりの競馬になったが、終わってみれば3ハロン32.7秒の脚でぶっこ抜く強さを見せた。ノーザンファームの輸入牝馬ディープインパクトをつけまくる作戦は今年も功を奏すのか。ブルードメアはリダウツチョイスでクラシック向きか微妙も前走で折り合えるのだからこなしてはいけるのだろう。

 

サトノの2億円馬がそのまま圧勝する時代がやってきたのか。それとも盛大なワナで意外と荒れてしまうのか。このままスンナリ勝たれても面白くはないな。サトノダイヤモンドよりも瞬発力に傾倒しているようなので、そこが死角になるのかも知れない。あまりにキレが良すぎる馬って次で走らないパターンが結構あるからな。

 

さて、3日間のパドック診断はRANK1の単勝回収率100%オーバーで締めくくることができた。3連単での最高配当20万馬券だったが安定感は正直まだない。とにかくひたすら試行錯誤するしかない世界なのでどこまで良くなるのか楽しみもある。

 

ただ、エージェントのヒマ次第なので毎週できるかは微妙なところ。自由裁量でやってもらっているから基本的におまかせするしかない。エージェント推奨の一口クラブ馬もしっかり走っている眼力は他の追随を許さないだろう。

 

いまやデジタルにカスタムできるファクターは競合が多すぎてメリットが薄い。いかにアナログデータを高いレベルで取り込めるかが今後の回収率を決めることになる。まあ色々とムカつくことがあったのでグウの音もでないほどビシバシ当てていきたい。

 

ただ、そろそろこの業界に属していることに嫌気がさしてきた。この業界のつまらなさは異常でやりがいもない。来たことを後悔してもいまさらだし派手な花火を打ち上げることに集中しますか。

シルクロードステークス2017予想

シルクロードS2017予想について。出走予定馬:ソルヴェイグ、ネロ、ダンスディレクターなど。

 

予想オッズ1番人気はソルヴェイグかな。ダイワメジャー産駒の上がり馬といえば、セントウルSで世界のロードカナロアを破ったエピセアロームを思い出した。古馬になってからは不振が続き重賞レースを勝つことなく引退することになったように3歳牝馬の斤量におけるアドバンテージは意外と影響力が大きいのかもしれない。それだけにハンデキャップレースからの始動というのは何か臭うところで嫌な予感がしていくる。ざわざわざわわ、森山良子なみにざわついてくるようだと面白いことになっちゃうのかもよ、ガブガブ。

 

混戦の短距離路線に新星があらわれて欲しいと想いつつ、また混戦のまま高松宮記念を迎えることになるのか注目があつまる。最近は人気決着の振れ幅が大きくなっていることもあり、そろそろ地殻変動なみの激荒れ配当が!なんてことになっても驚かないレースだと思うのでしっかりとデータ分析をしていきたい。やっぱ競馬は発想力が大事。それさえあれば意外と何とかなるからハマっちゃうのよねえ。

 

短距離は外国産馬が活躍していた時期の方がレベルは高い。ダートは外国産馬が活躍し始めているが短距離も同じような活躍が見込めるのではないか。社台・ノーザンの生産はクラシックに傾倒しすぎていることを逆手にとった生産が零細・中小牧場の生き残る道にもなりそう。内国産だけだとスピードで圧倒するタイプはサクラバクシンオーぐらい?最近は瞬発力に傾倒しすぎてスプリントレースの魅力が薄れてきているように思う。