フェブラリーステークス2017予想に向けて

2017年のフェブラリーステークス予想は、なかなかの混戦となりそうで例年よりも荒れる可能性も考えられる。

 

最優秀ダートホースの傾向から見るとフェブラリーSはあまり評価されないというのが悲しいところ。ジャパンカップダートチャンピオンズカップダートを勝った方が評価されやすいというのは今後のダート戦線に直結しないということが多いのだろう。その点から考えればフェブラリーSでこそ好走できる馬を狙っていくべきだと思う。

 

有力馬の実績も分散してダート界も戦国時代に突入した感がある。その中で何がハナ差ぬけだすのか。そんなイメージを持ちつつフェブラリーSを考察していく必要があるだろう。

 

フェブラリーS連覇のコパノリッキーに2016年の優勝馬モーニンなど東京競馬場のマイルダートに実績のある馬が集ったことで何を狙うべきかの判断はラクにはいかない。チャンピオンズカップからの直行組や前哨戦を使ってきた組どちらを重視すべきなのか。

 

ダートでもスローペースになることが珍しくないため展開や馬場・デキなどを総合的に判断していくとボックス馬券が無難かもしれません。今の競馬はスペシャリストの時代ですから東京競馬場を得意とする馬はすべて警戒する必要があるでしょう。

 

昨今の競馬は誰が見ても堅いレースは少ないように思います。荒れる要素があったとしても結果的に堅く収まっているというのが事実に近いのではないでしょうか。先週は1倍台の単勝馬がかなり飛んでたことから基礎能力で圧倒的な差がつくレースの出現率は高くないと判断できます。

 

2017年は追い込み馬が充実していることもあり逃げ先行馬がピリッとしない。あまりペースは上がらずダートマイルでの瞬発力勝負という珍しい展開も考慮しなければなりません。当日の馬場状態を含めないとなかな見えてこないレースですね。

 

最近はオッズが割れることが多く難易度の割に配当がしょっぱいこともあり判断に苦労します。一番安定するのは基礎能力だけで着差がつくレース。これで穴目があったら勝負かけたい所ですがカンタンにはでてこない。じっと待つこともプラス収支を目指すなら必要でしょう。

 

2014年ぐらいペースが緩めば追い込み馬は不利になる。まあ高配当の決め打ちで先行馬中心で網を張るのも面白そう。混戦だからこそできる馬券の買い方もあるので色々と検討して馬券の買い目を決めていきたい。