弥生賞2017予想データ傾向
なんだかんだで大波乱まではない微妙な力関係で行われるレースが多い印象。フェブラリーSもそんな感じで意外と手堅い可能性がある。弥生賞2017予想はどうなるのか今から検証を試みておきたい。
過去のデータ傾向を見ていくと前走で重賞レースを1着で勝ってきた実績馬が好走することから手堅いレースになりがち。サトノアレスやブレスジャーニーといった有力馬は出走が微妙ということで他の出走予定馬から見てディープインパクト産駒のカデナが有力になりそう。あまりピンとこな牡馬戦線は混迷のまま皐月賞に突入するのかトライアルをしっかり見定めておきたい。
あまりポテンシャルの高さは感じないものの鞍上の支持にしっかり応えるメンタル面のまっすぐさを感じる馬で皐月賞トライアルの前哨戦では信頼できるタイプと考えたい。京都競馬場の内回り芝2000mで勝ってきたのも高感度アップ。ただ、ディープインパクト産駒の傾向から見て中山競馬場の適性としては京都コースよりも落ちると考えておくべきだろう。
2014年の中山競馬場の馬場改修から明らかに差しが決まるようになった。この馬場いじり1つで結果が変わる競馬の感度は経験を積んでおかないと対応することができない。これからもJRAはだまっていじってくるだろう。しっかりと土曜競馬で見極めて対応していく必要がある。天然ものでない人工芝のイメージに近い日本競馬ならではの特徴だと思う。
最近は内国産だけになってから飛びぬけて強い馬は見当たらない。そのときの馬場や枠順やレース展開で向いた馬が勝つ印象が強いだけに、どれが強いかというよりも恵まれそうな馬を見極める視点から考えるほうが実態に近いだろう。昨年の弥生賞馬マカヒキも2017年の初戦をあっさりと落とした。陣営の先を見すぎえた仕上げも影響したのだろう。
基本的には堅いレースになるが2017年の弥生賞は中波乱程度の馬券までなら期待できそうなイメージがある。あまり本番に直結するイメージが薄いだけに弥生賞だけで走る馬を見つけるのが馬券的中のポイントになりそうだ。ほかにもアーリントンカップや阪急杯の予想も楽しみに検討していきたい。
フェブラリーステークス予想はカフジテイクを中心に考えている。展開で着順が変わる構成なので適応範囲の広い馬券を構築することでうまく的中につなげていきたい。