AJCC2016予想オッズの印象
ディサイファやサトノラーゼンといったディープインパクト産駒が人気。
ただ、どちらも中山の芝2200mの好走歴がなく軸としては弱いものの相手もパッとせず。
押し出された感がある人気だけに波乱の余地は大いにありそうだ。
久々に復帰を果たすショウナンマイティのパフォーマンスには注目している。
他で気になるのはスズカデヴィアス。
近走はいまいちだが楽に逃げられるとしぶといだけにそろそろ警戒が必要か。
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
---|---|---|
1 | ディサイファ | 3.8 |
2 | サトノラーゼン | 3.8 |
3 | マイネルフロスト | 4.4 |
4 | ライズトゥフェイム | 7.3 |
5 | ショウナンバッハ | 10.0 |
6 | ヤマニンボワラクテ | 12.0 |
7 | スズカデヴィアス | 14.0 |
8 | スーパームーン | 14.1 |
9 | ステラウインド | 20.1 |
10 | ショウナンマイティ | 32.2 |
11 | クランモンタナ | 50.0 |
12 | マイネルメダリスト | 74.1 |
13 | フラガラッハ | 94.5 |
14 | マイネルディーン | 116.6 |
15 | ルルーシュ | 143.4 |
16 | アップルジャック | 478.6 |
競馬なんてやるべきじゃなかった
競馬サイトを始めて8年がたち、おかげさまで何とかプラス収支を続けられている。色々な人と出会い、そのたびに刺激を受けて今までにない競馬理論を生み出すことができた。ひたすら走り続けてきた8年だったが、いま振り返ると平凡な自分でもここまでやれるもんだと驚いている。
人間は口にだしたことは実現できると考えて行動してきたが実際にそういった効果はあったと断言できる。昔はただの予想だったが、今ではパドック診断までやれるようになり勝ってきたことより人間的・スキル的に進歩してきたのが何より嬉しい。逃げ道を作らずに予想を公開してきた甲斐があったというもの。
ただ、競馬なんてやるべきじゃなかったと思った時期もあった。今までの手法が通用しなくなってきたことで回収率が落ち込んだ2012年がまさにその時期。結局はクラウドを導入するという解決策で復活することができたので良かったが、この件をきっかけに新理論の開発に先行投資するようになった。
最近は穴馬の能力や配当が平均化してきたことで爆発力は薄れたが、この時代で得られたものは今後において大いに役立つものが多かった。これからは本命軸と穴軸で上手くバランスを取りつつ上手くやっていけるだろうと考えている。
馬券でも株でも人間の動きに注目すると勝ちやすくなる。オッズや株価を作るのは人間心理であり、感情のままに動く人たちがいる限り対策はとりやすい。平均化により穴の妙味は薄れたが相対的に人気馬の価値は上がった。そう見ればやることは自ずと見えてくる。
菊花賞2015の高速馬場適性を考える
秋華賞は攻めていく馬券であえなく撃沈。あのハイペースちょっと予想外だしレコード決着なんて想定外。やっぱり騎手はデータとか数字とか全く気にしてないのがよく分かった。あまり考えすぎてもイカンということですわ。
そんな京都競馬場の馬場は昨年よりもデキがよろしいらしく別世界の競馬を見ている感じ。昨年の馬場でも13着まで従来の菊花賞レコードを更新していたわけで考えても結論はでない。全頭が未知の領域って感じだからねえ。普通にレースを見立てていくしかない。
今日は枠順確定を見たが人気馬3頭は見事に内・中・外に分かれ面白い構図。リアファルはスタミナありそうだから外枠でも問題なさそう。サトノラーゼンもダービーの再現を狙える内枠は良さげ。リアルスティールも変に揉まれるよりいいだろうと思う。ただ、調教を見るとテンションが心配なので序盤を乗り切れるかがカギになりそう。
上限は低いけど大荒れまではしない感じがする。ピンとくるような穴馬もそんないないし組み合わせの問題かなと思ってます。
短距離でもスローペース症候群
速い馬がいなくなったのかスプリンターズSでもまさかのスローに。
例年33秒フラットに近いだけに前が残れるペースだったが結局は差しの決着となった。
この結果から考えていた以上に王道スプリンターがいないことが浮き彫りになった。
中山も馬場改修してからフラットな印象が強くなり差しが決まりだしている。
前有利だっただけに是正は仕方ないが馬券の狙いとしてはやりづらくなった感はある。
20年前とは逆の競馬をしている今は馬券攻略も色々と考えていかなければならない。